観劇会

西入間地区私立幼稚園協会主催による観劇会に、年中・年長クラスが参加しました。場所は、坂戸文化会館。
劇団ピッカリ座による、ぬいぐるみ人形ミュージカル『ピーターパン2』が演目でした。午前の部には、本園以外に10の幼稚園の園児が観劇しました。
フック船長の背後からワニが忍び寄る場面が何回かありました。そこで会場の子どもたちは、口々にワニが来ているよということを叫んだり、教えようとしたりして、劇の中に入り込んでいる様子が見られました。
笑いあり、ハラハラする場面ありで、子どもたちは喜んでいたようです。
今回の中心となった登場人物タイガーリリーとの別れの場面で、ピーターパンが、「みんなそう言うよ。でも、ウエンディーも手紙はくれなかった。」という台詞を言います。それは、「大人になったらみんな子どもの頃のことは忘れてしまう、子どもの心を忘れないで。」と言っているように聞けますし、あるいは「大人になったら、人は子ども時代と別れを告げ忘れてしまう。それでいいんだ。」と言っているようにも聞こえます。
自分が読んだピーターパンの話も、思い出しました。
永遠に子どもであり続けるピーターパンの存在は、ずっととどまることはできない美しい子ども時代の象徴なのでしょう。