子どものつぶやきから

その1
小さな手を開いて見せてくれました。
「どんぐりをひろってきたの。」
手には、マテバシイのどんぐりが、5つほど並んでいました。


その2
お月見団子より二回りほど大きく、乾いた白い土をきれいにまぶした真ん丸な泥団子を持ってきて、
「この子に、名前を付けてあげるの。」
「そう、決まったら教えてね。」
しばらくしてからまた来て、
「うさぴょん、にしたの。それで、あだ名は、もっちーなの。」