子どものつぶやきから

ブランコを押してほしいと、リクエストされました。押そうとすると、
「木の葉っぱまで。」
ん?
そうか、高く押してほしいっていうことか。
板の部分を引っ張り上げて手を放すので、すーっと下りて上がるのが気持ちいいらしいのです。
「じゃぁ、いくよ。そーれ。」
以来、
「どこまで?」
と、聞くことにしました。質問の意味が分からず、一瞬言葉につまっても、
「高く。」
とか、小耳に挟んだ、
「木まで。」
とか、答えます。このところ多いのは、
「宇宙まで。」
「宇宙の果てまで。」
「宇宙の果ての果てまで。」
「ロケットで。」
「空まで。」
等々です。
「どこまで?」
「空まで。」
なんとも嬉しくなってきます。