園だよりから

表現活動を通して感性を豊かに

　運動会からここまで、バザー・作品展をはじめとして大小多くの行事が行われました。特にバザーでは、皆様の大きな力を発揮していただき大成功、また、お餅つきも盛大に行うことができました。ありがとうございました。
　運動会でぐっと成長した姿を見せた子どもたち、今は音楽会に向けて一生懸命取り組んでいます。
　練習の中で、
「（場所は）こっちだよ。」
「こんなふうにやってみたい。」
「もっとこうしたい。」
など、友達同士声をかけ合ったり、担任にアイディアを出したりして、良いものにしようと頑張っています。自分の出番でなくても、一緒に踊ったり、歌ったり、クラスが一体感をもって取り組んでいる様子が担任から伝えられてきます。ホール練習など見に行くと、ほんとに楽しそうに演じています。
　運動会を経て、みんなで取り組むことの楽しさや嬉しさを味わった子どもたちは、今、リズム劇や合唱・合奏という表現活動を通して、自分の感性をより豊かにしています。
　音楽会に先立ち、発表会ごっこがあります。そこでは、自分のクラスだけでなく、同じ学年の別のクラスや違う学年の合唱・合奏・リズム劇を見合うことになります。見合うことは、年少・年中の子には来年度への意欲付けとなり、年長の子にとっては大きな充実感を得ることになるでしょう。
　様々なことに挑戦する子どもたちですが、音楽会にとどまりません。なわとびやマラソンも頑張っています。
　教育目標の一つである「たくましく」をそのまま体現する子どもたち。２学期は文字通り実りの季節となりました。