小学校長先生との懇談会(第4回子育て支援講座)

本園と幼保小連携を進めているS小学校長先生と埼玉県家庭教育アドバイザーをお招きして、年長保護者の方との懇談会を開催いたしました。
35名の保護者の方がご参加くださり、盛会となりました。
小林校長先生から、学校の紹介ビデオを見せていただき、そのあと「小学校入学を前に」という題で、小学校を代表されてのお立場で、お話をいただきました。
自立した大人を育てるのが教育の大きな目標という土台の上に、小学校で目指していること、入学前に大切にして欲しいことについてのお話でした。
これまでの子育て支援講座での話とも通じる「自尊感情を育てること」「家庭でしっかりとお子さんを抱きしめること」がありました。
また、約束したことはきちんと自分の責任で守らせること、安定した生活ペースを作るため、早寝、早起き、朝ご飯を励行すること、などについても、具体的にお話がありました。
保護者の方からは、心配なこととして、
「・小学校には洋式トイレはあるのか、・放射線についての対応は、・いじめの心配、・ひらがなは書けないといけないか、・スローペースの子どもだが心配は、・おしゃべりで落ち着きがないのだが、・不審者への対応は、」などが、質問としてあげられました。
いずれの質問にも、分かりやすくお答えいただき、ご心配も和らいだのではないかと思いました。
最後に、教育アドバイザー相馬先生から、懇談についての講評をいただきました。
話題に上がったことを踏まえて、子どもがいろいろなことが一人で出来るようになるまでに、大きい距離があること、そして、スモールステップでのぞむことの大切さをお話しいただきました。
保護者にやってもらう、一緒にやる、自分でやるのを見ててもらう、一人でやる、という細かいステップを踏んで自分で出来るようになる、というお話でした。


ときに、笑いを誘うようなエピソードも紹介いただきながら、とても早く過ぎた1時間半でした。
ご参加ありがとうございました。