トイレットペーパーの話

月曜日は、先生方の週案簿(週の指導の計画案)を読む日です。
先週の指導記録に子どもとのこんなやりとりが記録されていました。


《年長の男の子が、
「先生の家のトイレットペーパーは三角?」
と訊いてきたので、
「毎日三角だよ。」
と言った。すると
「すごい、じゃあ先生のおうちにはトイレのこびとがいるんだ。」
と嬉しそうに言ってきた。
「ぼくの家は、ときどき三角なんだよ。」
と、他の男の子も話に参加してきたので、なんだか子ども頭の中は本当にファンタジーなんだなと思いました。》


この子のおうちでは、どんなお話をしているのでしょう。
お母さん(お父さん?)とこの子のトイレットペーパーについての会話を想像すると、なんだかすごく楽しいです。
こびとさんがトイレットペーパーの先を三角にしてくれる。
そうすると、次に入る人は気持ちがいいから、こんど自分もこびとさんのまねをしてみようかと・・・。
小さな気遣いの、すてきな導き方を教えていただいた気がしました。