子どものつぶやきから(注:げんきくんとは男の子、えみちゃんとは女の子を表す仮名です。)

お片付けで
「よし、全部片付いてるな。」
年長になったげんきくん、お片付けの時間の終わりにぐるりと園庭を見渡し1人つぶやいていました。
感動ですね。


げんきくんが事務の職員に話しかけました。
G「先生、夏休みにぼくのうちに遊びにおいで。」
K「あらほんと、嬉しいな。ほんとに遊びに行っていいの。」
G「うん、ぼく、先生と遊んであげるからね、遊びに来てね。」
K「ありがと、じゃあ楽しみにしてるね。」
Gはげんきくん、Kは、事務職員です。
K曰く、「年中になって自分は大きくなったという気持ちの表れが、遊んであげる、になったのかな。」
そうかもしれません。


子どもの価値観
三輪車のうしろにビリボ(大型ヘルメットのような遊び道具)をつけて、その中には集めた桜の花柄がいっぱい入っています。
職員が、毎朝竹箒を使ってはいている桜の花柄です。
でも、子どもたちにとっては、貴重な遊び相手。
何に見立てて積み荷にしているのか分かりませんが、とにかく集めて積んで他へ異動させてそこで遊ぶ、というのが面白いのです。
大人にとっては園庭のゴミですが、子どもにとっては価値あるもの。
だから、子どもは面白い。
いろいろな価値を教えてくれているようです。
 こんなにたくさん