セミが・・・

今年は、アゲハチョウの幼虫もツマグロヒョウモンチョウの幼虫もあまり見られず、子どもたちに羽化して飛んでゆく昆虫を見せられずに残念だなと思っていました。
蚕は、飛ばないですし。
そうしたら、なんと、今日になって幸運なことがありました。
朝の立哨で、ふと見ると、正門脇の大型プランターの下からなにやら転がり出てきたので、よく見てみると土から這い出てきたセミの幼虫でした。
指にとまらせていると、O先生が、
「あっ、この間観察絵本で読んだばかりです。子どもたちに見せたいです。」
と、興奮気味に話しました。
早速、木の枝に止まらせ、職員室前の虫用プランターに取り付けました。
年長さんが、クラスごとに見に来ました。
実際に、羽化の現場を見られたので大喜びでした。
とはいえ、飛ぶまでに数時間かかるのでずっとそこにいるわけにもいかず、その後は私がお帰りの前ころに枝をもって各教室を回りました。
幼虫の変化に、またびっくり。
1学期の最後に、神様は素晴らしいものを見せてくれたと嬉しくなりました。