リレーをやりたい

朝の自由遊びの時間、年長さんの何人かが
「リレーがやりたい。」
と、担任に頼みました。
「いいよ、でも順番は自分たちで決めなさい。」
と、言い置いてやらせました。トラックは担任が水書きしてあげました。
全部で、20人近くが加わって、泥遊び用のミニシャベルをバトン代わりにして、2チームに分かれてやり始めました。
4回戦ぐらいやっていたでしょうか。
本当に、自分たちで走順を決めてトラブルもなくやっていました。
やることがはっきりしていて、やりたいという気持ちと場所と時間があれば、子どもたちは自分たちで話し合ってそれをすることができるのです。
走る順番を子どもに任せたのが、子どもの自主性を発揮させ、自分たちでやったという自信を持たせるための、口を挟まない支援です。
もう一つ感心なことがありました。
園庭では、年中さんも、年少さんも遊んでいました。
走るコースに年少さんが横切ることもあります。
「おっと、大丈夫かな。」
と思いましたが、ちゃんとよけてスピードを落として走っていました。
そうするだろうことは、なんとなく雰囲気で分かりました。
子どもたち、なかなかです。
バトンパスがんばって