バスの中でも練習

運転手さんが話してくれました。
音楽会の前、通園バスの中は音楽会の自主練習(?)で盛り上がっていたそうです。
同じクラスの子たちが集まると、歌が始まったり、台詞の練習が始まったりしたそうです。
子どもたちには、練習という意識はなかったでしょう。きっとそうすることが、楽しかったからしていたに違いありません。
自分のところ以外の台詞まで、しっかり覚えてしまっていたそうです。


これぞ、行事で味わわせたい「みんなで一つのものを作り上げることの喜び」の感覚です。
こうした、楽しさ、喜びが、協力して何かに取り組む気持ちの下地になるのです。
喜びや、楽しさがあるから、協力することを進んでするようになるのです。
そういえば、運動会の練習のころも、登園バスに乗ったとき子どもたちが鼓笛の合奏パートを階名で歌っていたことを思い出しました。


リズム劇は、CDを流して踊ったり演技をしたりしていますが、ご覧いただいた通り、歌はCD任せでなく自分たちでしっかり歌っていましたし、台詞も自分で言っていた子たちがたくさんいました。
自分たちが取り組んだこれらの物語は一人一人の心の中にいつまでも残ることでしょう。


そう、50数年前、私も幼稚園で「浦島太郎」をやったのを思い出しました。
何の役だったか忘れましたが、私の前にカメと数人の子がいたのを覚えていますから、カメいじめの子の一人だったかもしれません。
もっともそのころは、CDもありませんでしたし、歌って踊ってはなく、台詞は自分たちの声だったと思うのですが・・・。
大昔の話ですみません。

※音楽会の日のブログの画像に同じものが2葉ありました。また、画像紹介メモもなく失礼いたしました。本日修正しておきました。