遊びの中で

縄で2台の三輪車をつなげて乗っていました。連結した電車というイメージでしょうか。
ところが縄を上手く結べず、引っ張ろうとしてもすぐほどけて2台は離れてしまいます。
苦心さんたん、いろいろ結び方を試しては乗り、試しては乗りしています。
上手く足を使って踏ん張ってきつく締めたりしています。
二人頭をつきあわせて、頑張っています。
こういうときは、大人は口を出さない方がいい、というより、出してはいけない。
なぜなら、このとき子どもの頭はフル回転しているからです。
そして、子どもは意識していませんが、上手くつながって乗りたいという気持ちより、なんとかして上手くつなげることを成功させたいという気持ちの方がむしろ今はいっぱいで、そのことに頭を使っているのです。
その回転こそが、考える力、生きる力になっていきます。