園だよりから

げんきよく、やさしく、たくましく

 去る3月15日(金)、年長組が、若葉台幼稚園を希望に満ちて卒業しました。在園生代表の子どもたちも、心を込めて「別れの言葉」を言いました。ご家庭でのご協力ありがとうございました。おかげさまで温かく門出を祝うことができましたこと感謝申し上げます。
 本日22日は、年少、年中さんの修了式です。
 本園では、「げんきよく、やさしく、たくましく」の教育目標の下、保育・教育活動を計画実施して参りました。この1年間で、子どもたちは大きな成長を見せました。
 4,5月ころ、お母さんから離れられなかったり、会いたくて教室の前で涙ぐんでいたりしていた年少さんも、今では友達と群れるようにして走り回っています。ボタンが留められなくて着替えに時間がかかっていたのに、すぐに着替えて外遊びに出るようになったこと。先生のお話を椅子に座ってしっかり聞けるようになったこと。みんなと力を合わせて行動できるようになったこと・・・。
 年中さんにはなったものの、まだ年少気分が抜けきらずに甘え顔だったけれど、もうすぐ年長だからしっかりしなくちゃと考えるようになったこと。集団行動に、目的を意識して取り組めるようになったこと、・・・。
 1年間でこれほど変わる幼児期の成長というのは、本当にすごいものだと思います。一人一人の、元気、やさしさ、たくましさが一回り大きくなりました。
 こうした変化は、子どもたちの中に幼稚園という社会生活の場がしっかり根付き、世界が広がったことを意味しています。来年度、更にこの世界が豊かになってゆくようがんばりたいと思っております。
 この1年間、保護者の皆様にはたくさんのご理解ご協力をいただきまして誠にありがとうございました。私たち教職員一同精一杯力を尽くしてきたつもりですが、行き届かなかった点についてはどうぞお許しください。
行事のアンケートを始めお寄せいただいたご意見は、次年度への貴重な提言として受け止めさせていただきます。
修了おめでとうございます。