初めてのリレー

今日は、年長さんの体操教室の日でした。
全園児による入場行進と開会式の練習の後、年長さんは午前中は組体操、午後はリレーの練習を園庭で行いました。
年少、年中さんも園舎内で練習しているのですが、職員室にいるとどうしても園庭での練習に目が行きがちです。
午後に行われた初めてのリレーの練習。
なかなか盛り上がっていました。
駆けるという運動は、子どもにとっても単純で分かりやすい運動であるだけに盛り上がります。
加えてクラス全員で走るというところがまたいいのです。
走るのが得意な子もいれば、苦手な子もいます。
勝ち負けがはっきりしている、勝ちたい、仲間を応援する、悔しい思いもする、・・・。
ですから、歓声も出ます、熱中します。本当に盛り上がっていました。
とはいえ、まだまだとっかかりに過ぎません。運動会での盛り上がりはこんなものではありません。
楽しみです。

ですが、まだリレーがなんなのか、分かっていない子も多くいます。
だれにバトンを渡せばいいのか、バトンパスをした後どうすればいいか、バトンとは何か、全力疾走するとは、・・・。
それもまたいいのです。
今日分かったことがたくさんあるはずです。
今日分かったことは、明日できるようになることでしょう。
今日できたことは、明日できなくても、明後日、明明後日になればできるでしょう。
これからのさらなる盛り上がりを想像すると楽しくてたまりません。

今年の運動会のテーマは、「にこにこ、たのしい、うんどうかい。」です。
「楽しいとは、全力を尽くして初めて味わえるもの。」と、冬季オリンピック女子フィギュアスケートで金メダルに輝いた荒川静香さんがインタビュー番組の中で言っていました。
楽しいから一所懸命やる、一所懸命やるから楽しい、そんな運動会になるといいなと願っています。
 入場
 組体操 3人おうぎ
 組体操 おみこし
 バトンをつなぐ