園だより夏休み号より

楽しい夏休みをお過ごしください

 明日から夏休みが始まります。1学期の間、保護者の皆様には本園の保育・教育活動に多大なご理解ご協力をいただき、ありがとうございました。
 この4ヶ月で、子どもたちはどう変わったでしょう。各学年からの報告です。
〈年少組〉ご家族のもとから離れての、初めての集団生活。自分の身の回りのことは自分でしなければなりません。着替えや、靴を履くことなど、「自分でできるよ!」と嬉しそうにやっている姿がふえました。集団生活のルールを少しずつ理解し、待つ、譲る、我慢する姿が増えました。「あの子」から「○○ちゃん」へ呼び方が変わり、かかわることを楽しんでいます。
〈年中組〉組替え、新入の友達など、新しい友達関係が始まりましたが、次第にかかわりが生まれて今ではクラスの友達同士でたくさん遊んでいます。給食は、キンキラシールをお母さんに見せるんだと完食目指して頑張る姿が見られます。砂場や園庭では、違う学年のお友達ともよく遊んでいます。自分のことは自分でするという意識も強くなり、着替えやエプロンを着るのも早くなりました。
〈年長組〉4月頃、まだ、あどけなさが残っていた表情がすっかりお兄さんお姉さんのようにたくましくなりました。作業するとき遊ぶときの切り替えがしっかりできるようになり活動もスムーズです。小さいクラスの友達の面倒を見ることに喜びを感じ、率先して行っています。朝の自由遊びのお片付けも最後までしっかり行います。最近では、鼓笛、組み体操の練習を一生懸命に頑張っています。
 集団の中で育ってゆく子どもたちの変容に、教職員一同嬉しさを感じています。

 さて、明日から夏休み。子どもたちはご家庭での生活に戻ることになります。ご家庭での生活の中で、好きなこと、興味あることに夢中になる時間を持つとともに、自分でできることを増やし自立へ向けて歩む夏休みになるよう願っております。
 子どもは、やりたがり屋さんです。お母さんとおやつ作りをしたり、お家のお掃除のお手伝いをしたり、夕飯の支度を一緒にしたりするのは、子どもにとって楽しいことです。お母様にとってはちょっと面倒かも知れません。お一人でやった方が能率も良いでしょう。でも、お子様にとっては生活について実際に学び、育つ大切な時間ともなります。時には一緒に絵を描いたり、幼稚園でやっているような製作をしたりするのも楽しいと思います。お子様の新たな面を発見するかもしれません。
 どうぞ楽しい夏休みをお過ごしください。